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びわこ新聞23年6月

フローラ竜王・竜王園芸のお花コラム

6 月になると、朝晩も暑さを感じる日が増えてきます。
みなさんと同じように、植物も暑さが苦手な子もいます。暑さ対策を早めにして、植物を元気に維持しましょう。

【宿根草の切り戻し】

春からお花を楽しませてくれた宿根草は、暑さで草姿が乱れ始めます。
伸びすぎると風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。
株元5㎝から半分くらいまで切り戻しをしてあげると、夏越ししやすくなり、花が長く楽しめます。

【お水やりはむつかしい?】

暑くなると、お水やりがむつかしいですよね。日当たりや、風通しによってもお水やりの頻度は変わってきます。
しおれたらお水をあげるのはもちろんですが、お天気の悪い日、ムシムシしている日は、置く場所をかえたり、風通しを良くするだけでも、ずいぶん回復が変わります。まずは自分のお宅にあったお水やりのコツをつかむことです。

【根っこを元気に】

回復しにくい時は、活力剤を使ってみましょう。液肥が必ずしも良いわけではありません。
重要なのは根っこが元気であること。根腐れをおこすと、水や栄養を吸いあげる根っこが痛むので、植物が枯れてしまいます。
根っこに呼吸をしてもらうためにも、たっぷりのお水やりで土の中の空気を入れ替えるわけです。

【その他】

花や葉っぱにはできる限りお水をかけないように、水の勢いが強すぎると土に穴が開きますので、位置を変えながら、やさしくお水やりをしましょう。
迷ったときは水やりをやめて様子を見ることも必要です。

【まとめ】

水やりは多すぎても少なすぎても植物には良くないです。
コツは植物の状態をよく観察することです。上手なお水やりで元気に植物を育ててください。
では、今月も楽しく緑に触れ合ってみてください。また、疑問点などがあればお気軽にお問い合わせください。

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